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vol.3 セロファンテープで作る簡易湿度計

vol.3 セロファンテープで作る簡易湿度計

フィルムの中でもセロファンは空気中の水分をもっとも吸収しやすいフィルムです。反対に、空気が乾燥してくると水分を放出します。また、水分を吸収すると伸び、水分を放出すると縮まります。今回は、そのようなセロファンの性質を利用した簡易版湿度計をご紹介します。
湿度が何%か具体的に知ることはできませんが、セロファンの変化から普段何気なく囲まれている空気の変化を知ることができるのは面白いですよね。ぜひ、お試しください!

材料

  • セロファンテープ(15〜18mm幅)
  • アルミホイル
  • つまようじ
  • 両面テープ
  • 厚紙(ダンボールなど)
  • 画用紙

用意するもの

  • 鉛筆
  • はさみ
  • カッター
  • のり
  • カッターマット

作り方

  1. 1.の図解
    1. アルミホイルを広げ、中央に15cmほどのセロファンテープを空気やしわが入らないように貼り付けます。
    セロファンテープの両端に2cmずつのアルミホイルの余白を残して、あとは切り取って帯を作ります。
  2. 2.の図解
    2.セロファンテープ側を外側にして鉛筆に巻きつけ、帯に巻き癖をつけます。
  3. 3.の図解
    3. つまようじの上部に両面テープを巻きつけ、そこに帯の片方のアルミホイルの余白を貼ります。ここで、もう一度つまようじに帯を巻きつけて巻き癖をつけます。
  4. 4.の図解
    4. 帯のもう片方のアルミホイルの余白に、画用紙で作った矢印型をつまようじと直角になるように貼り付けます。最後に厚紙でついたてを作り、中央につまようじの先を差し込んで完成!
    (※矢印型でなくても、小さなシールなどを貼ってもOK! また、図のように、矢印が差すスタート位置と移動方向の位置にマークをつけておきましょう!)
  5. 5.の図解
    5. 湿度が高くなると帯の巻きがきつくなり矢印が右回りに移動し、湿度が低くなると帯の巻きがゆるくなり矢印が左回りに移動します。
    ある程度使用すると、帯の巻き癖や伸縮性が弱まりますので、再度巻き癖をつけたり新しいものに交換したりしてください。