コラム もっと暮らしにラッピング

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vol.4 風呂敷 包み方・使い方

風呂敷 包み方・使い方

改めて日本の伝統文化を感じることのできるお正月。ここ数年、若い方の間でも「和」がブームになっているせいか、今年も若い女性の和服姿を多く目にしました。さて、和服を着る際にぜひ活用して欲しいのが風呂敷。丸いものから長いものまで何でも包め、さらにバッグにまでなってしまう優れものなんです!

お使い包み

包みたいものを中央に置き、角を向こう側にかぶせます。
(1) 包みたいものを中央に置き、角を向こう側にかぶせます。
向こう側の角を手前側にかぶせます。
(2) 向こう側の角を手前側にかぶせます。
左右の角を上で合わせます。
(3) 左右の角を上で合わせます。
中央で結んで終わり。持ち手をつける場合は一度からめてから上部で結びます。
(4) 中央で結んで終わり。持ち手をつける場合は一度からめてから上部で結びます。

トートバッグ

風呂敷の対角線上の角を一度からめます。
(1) 風呂敷の対角線上の角を一度からめます。
そのうえをきつく結びんで、輪をつくります。
(2) そのうえをきつく結びんで、輪をつくります。
残ったふたつの角をそのまま結びます。
(3) 残ったふたつの角をそのまま結びます。
ふたつの輪を束ねてできあがり。(1)でつくった輪の根元をゆるめたりすれば大きなものも出し入れできます。
(4) ふたつの輪を束ねてできあがり。(1)でつくった輪の根元をゆるめたりすれば大きなものも出し入れできます。

瓶の前結び

中央に瓶を置きます。
(1) 中央に瓶を置きます。
対角線上の角を持ち瓶の真上で結びます。
(2) 対角線上の角を持ち瓶の真上で結びます。
残ったふたつの端を広げ背面で交差させます。
(3) 残ったふたつの端を広げ背面で交差させます。
瓶に巻きつけるようにして前面に持ってきて結びます。持ち手をつける場合は、結びの端を長めに残すようにしてもう一度上で結びます。
(4) 瓶に巻きつけるようにして前面に持ってきて結びます。持ち手をつける場合は、結びの端を長めに残すようにしてもう一度上で結びます。

スイカ包み

スイカを中央に置き、隣り合う角の端を寄せます。
(1) スイカを中央に置き、隣り合う角の端を寄せます。
ふたつの端をからめて、小さな輪ができるように結びます。
(2) ふたつの端をからめて、小さな輪ができるように結びます。
残ったふたつの角も同様に結びます。
(3) 残ったふたつの角も同様に結びます。
ひとつの結び目をもう片方の輪にくぐらせて完了です。
(4) ひとつの結び目をもう片方の輪にくぐらせて完了です。

風呂敷は江戸時代に庶民が銭湯に行くときに、洗面用具や着替えなどを包んで持っていくようになったことから風呂敷と呼ばれるようになったそうで、その包み方はご紹介しきれないほど、たくさんのバリエーションがあります。最近は、かわいい柄の綿風呂敷も多く出回っていますので、カジュアルなファッションにもぴったり。バッグにもなるので旅行へ出かけるときにも、1枚しのばせておくと重宝するかもしれません。暮らしの知恵が生んだ万能のラッピングツール、風呂敷。今一度、見直してみてはいかがですか?