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vol.2 プラスチック板で作るキーホルダー

vol.2 プラスチック板で作るキーホルダー

前回に引き続き、フィルムの仲間をご紹介します。
「プラ板(プラスチック板)」はご存知ですか? プラ板と聞いて、懐かしいと思う人も多いかも知れません。硬いプラスチック状のもの(スチロール樹脂またはポリスチレンと呼ばれる素材)を加熱して薄い膜状に形成したものです。模型などの素材として使用され、本来は一部の上級ユーザーのために販売されていました。

一方で、プラ板はオーブントースターなどで再加熱するともとの状態に戻ろうと収縮します。この性質を使った工作が80年代〜90年代の小学生たちの間で流行していました。
そこで、今回はプラ板キーホルダーづくりをご紹介します。昔ながらの遊びに挑戦してみましょう。プラスチック板は文房具店などで手に入ります。

材料

  • 透明プラスチック板(0.2〜0.5mm)
  • ボールチェーンやリボンなどお好みのひも類

用意するもの

  • 油性カラーペン
  • はさみ
  • カッター
  • 穴あけパンチ
  • アルミホイル
  • わりばし
  • オーブントースター

作り方

  1. 絵や柄(塗り)|図解
    1. プラ板に好きな絵や柄の枠線を描いたら、裏から色を塗ります。
    (※多少塗りムラがあってもOK! 写し絵をしても楽しいですよ!)
  2. 切り抜き|図解
    2.好きな形に切り抜き、穴あけパンチでひも類を通すための穴をあけます。
  3. オーブントースター|図解
    3. アルミホイルを一旦丸めてから広げて、しわをつけた状態でオーブントースターの網の上にひきます。
  4. プラ板(縮小)|図解
    4. プラ板をアルミホイルの上に置き、オーブントースターのスイッチを入れて加熱します。しばらくすると、縮み始めます。(※およそ4分の1のサイズに……)
  5. 本の間に挟んで押さえる|図解
    5. プラ板が縮み終わってクタッとしたら、スイッチを切り、わりばしで取り出します。まだ熱いうちに、厚みのある本などの間に挟んで押さえます。
    (※やけどに注意! また、本に挟む時、色移りがないように薄い紙などを一枚かませるとよいでしょう)
  6. 完成!|図解
    6. プラ板が冷めたら、穴にひも類を通しせば、キーホルダーの完成です!

キーホルダー以外にも、アクセサリー用のパーツを使えばイヤリングやネックレスなども作れます。とにかく、アイディア&アレンジ次第!いろいろ研究してみてくださいね。